4チワワのリードをコントロールする、チロクマ家の鵜飼師。ベビーのころに慣れさせなかったせいで、リードとハーネスをつけた散歩がいまいち苦手だったエピとシュシュ。アチャモが在宅勤務になって毎日散歩に行くうちに、ちゃんとまとまって歩けるように。でも、基本みんなティラたんのペースには合わせます。
歩きながら上を見上げて、今年はこの木にカブトムシがきそうだとごきげんに言う当主。今から12年前の夏、この緑地でつかまえて家で飼育していたカブトムシのために餌を買うため、ペットショップへ同行させられたチロクマ。当時、昆虫にも動物にもまったく興味がなく、お店へ入ること自体乗り気ではありませんでした。なのにそこで出会ったのが、ティラたん。
縁とは不思議なもの、と思いながら歩く緑地はもう初夏でした。