今回のまとめと今後について【8月27日のティラたん】

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ティラたんが8月19日に3度目となる肺水腫を発症し、入院して治療をした結果、夕方には落ち着き、夜には退院することができました。

今回も「覚悟してください」という、十分すぎる可能性と責務で言った獣医の先生は、そう言いながらも、「できるかぎりの治療をして、なるべく家で過ごさせてあげたい」というのが信念にあるそうです。

しかし「肺水腫で3度入院して回復する犬を(先生自身としては)診たことがない」とも。

それは、飼い主の気づきが遅いか、様子見が長いか、結果として病院に連れて行くのが遅れるからだと容易に想像できました。過去の経験から、私にとって心に刺さる痛い言葉でした。

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今日現在も落ち着いて過ごせていますが、完治するわけではないので、今後とも注意深くティラたんの様子を見守っていく必要があります。

現在投与している心臓のための薬はこれ以上増量できませんが、今回の肺水腫が落ち着いたら、次は気管支の治療をどうしていくかという話になっています。

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現在、わが家が心得て、心がけていることです。

 

ティラたんの「僧帽弁閉鎖不全症」も「気管支軟化症」も治せない。

心臓の肥大は一定以上小さくなることはないし、肺の水も抜け切ることはない。

 

1分間の呼吸数は30回以下で、アラートは35回以上。

咳は1番多い時を10段階の「5」ととらえ、それより多いか少ないか。

咳は乾いているか、湿っぽいか。

舌の色がピンクかどうか。よだれはでていないか。

食事はとれているか、水は飲んでいるか、おしっこやウンチは。

横になれているか、眠れているか。

 

酸素濃縮器はいつでもスタンバイし、適宜酸素吸入する。

室温は23℃ぐらい、湿度はなるべく50%に寄せる。

なるべく静かに過ごさせて、興奮をさせないこと。

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何よりも私が「もうちょっと様子を見ようか」などとためらわないこと、だと思っています。

 

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とりあえず、今回の肺水腫の備忘録はここまでとし、また以後は都度綴らせていただきます。

 

そして、

この度もわが家を気にかけてくださり、本当に感謝しています。皆様のご家族ワンちゃんも、いつも元気で幸せな毎日を過ごせるよう、心から願っています。

 

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【最初の肺水腫】2018年7月13日

【2度目の肺水腫】2020年4月1日

 【3度目の肺水腫】2020年8月19日