エピ夜間急病センターへ

f:id:tirokumake:20200827191405j:plain

先日、エピが晩御飯のトリ肉をのどに詰まらせ、呼吸困難な状態になり、「大阪どうぶつ夜間急病センター」へ行く事態になってしまいました。幸い大事にはいたらず、軽い咽頭炎ですみ、現在は落ち着いていますので、どなた様もご心配お気遣いなさらないよう、よろしくお願いいたします。

 

**************

今週、火曜日の午後10時ごろ、そろそろ4チワワを就寝させようと、寝室の準備をしていると「ガッ!カハッ!ガーガー」と変な咳き込みが聞こえてきました。あわててリビングに行くと、エピが変な動きをして、前屈みに体をゆらしていました。

目の前に蒸したトリ肉が残っていたことから、とっさに「詰まらせた⁉」と思い、口を開けさせましたが、みるみる舌が紫色に。すぐに酸素濃縮器の電源を入れ、ノズルをあてながら、背中をさすり軽くたたきましたが、エピは苦しそうに咳き込み続けます。

どうしていいかわからず、パニックになっている中、思い出したのは、これまでも緊急時に頼ってきたミクニママ。遅い時間にもかかわらず電話にでてくださり、

「鼻から吸ってみて、ダメなら急いで夜間へ!」

すぐ夜間急病センターへ電話を入れ、ティラとチェルとシュシュに留守番を頼み、エピを乗せて向かいました。エピは咳き込み、鼻を鳴らし続けては、時々静かになる状態。センターは自宅から車で1時間ぐらいかかる距離で、間に合うかどうかと恐怖を覚えましたが、必死で運転して行きました。

午後11時すぎに到着してセンターに飛び込み、すぐ獣医の先生が様子を診てくれましたが、いつのまにかエピは落ち着いていました。舌もピンク色に戻っていて、どうやら来る途中の車内で、詰まっていた食べ物は胃に落ちたようでした。

とにかく念のため、レントゲンとエコー検査を受けました。

この夜の急病センターは患者さんが少な目だったので、すぐに診察室へ呼ばれました。食道や胃に何か異常が起きていないかと不安になり、ドキドキしていました。

ところが、担当してくださった獣医の先生は、こちらにレントゲンの画像を示すなり、苦笑しながら、

「あのー・・・食べ過ぎですね。」

胃には食べ物が、パンパンに詰まっていました。

一瞬、唖然としましたが、続いた先生の「食道などに詰まったものは見られず、それ以外に異常は見当たらない」という説明でほっとしました。しかし、とたんに飼い主として(愛犬の健康管理をきちんとできていないことが)恥ずかしくなり、とにかく平謝りしていました。先生は優しく、この子のために肥満解消に気をつけてあげてくださいと、いろんなアドバイスをしてくれました。

そして、治療は特になく、午前2時には自宅へ戻れました。

f:id:tirokumake:20200829092915j:plain

あとで考えると、この日の晩ご飯はチェルもシュシュもほとんど食べていなくて、大部分が残ったままでした。それらをエピが、食べていたようです。

そこへ、私が就寝の準備を始めたので、ご飯が片づけられてしまうと気づいたエピが、あわてて飲み込み喉に詰まらせた、という状況だったのだろうと思います。

ご覧の通り、エピはわが家で1番の鼻ぺちゃチワワで、パグやペキニーズなどの犬種と見間違われることもあります。そして、『軟口蓋過長症』だったため、昨年手術もしました。
日頃から食事と体重管理について、かかりつけ獣医から指導を受けていました。しかし、この夜の食事時も、ティラたんの様子に集中するあまり、3チワワのことはおろそかになっていたように思います。

呼吸困難や熱中症にもなりやすいため、気道を圧迫しないよう、太らせないようにすべきなのに、エピが残り物を食べる姿を見ても、「全体的に多くはないし、まあいいか」ぐらいの感覚でいました。しかし、その積み重ねで、エピを大きく成長させてしまいました。今回の件を深く反省し、エピとシュシュと、自身の減量に心して取り掛かかるチロクマです。

f:id:tirokumake:20200829095449j:plain