11月下旬の旅行からもどってすぐ、12月初旬に血液検査をしました。利尿剤を増量したことによる、腎臓の機能の状態を見るためです。ティラたんは増量に増量を重ねてきていて、一般的な投与量はとっくに越えているそうです。でも、腎機能が低下するより、心臓が止まることのほうが怖いので、そこは獣医と相談確認の上ですすめています。
以前の記事にも書いた通り、『BUN(血中尿素窒素)』に注目しているチロクマですが、『BUN』は腎臓の機能が低下すると数値が上昇します。健康なワンちゃんの基準範囲(参考値)が「9.2~29.2(㎎/dl)」とすると、
この日のティラたんの検査結果は、
「33.7(㎎/dl)」(2020.12.04)
でした。
かなり下がっていて驚きましたが、ここで利尿剤をもとの量にもどし、咳や呼吸が気になりすぎるときは、単発的に増量するという方法をとることにしました。
12月中旬は週に1度の増量程度でしたが、下旬になると頻度が増えていき、年末年始も単発増量を度々。あくまでチロクマ主観ではあったので、神経質になっていたかもしれません。
そこで今年1月初旬の診察後、この日からふたたび「利尿剤」をずっと2倍へ増量することにしました。
1週間後、血液検査をすると、
「44.8(㎎/dl)」(2021.1.13)
だったので、「利尿剤」を2倍にしても数値があまり上昇していないととらえ、2倍量をしばらく続けてみようということに。ティラたん自身は変わりなく、落ち着いたままでした。
しかし2週間後、血液検査をすると、
「57.6(㎎/dl)」(2021.1.26)
に上昇していたため、「利尿剤」を1.5倍に減らすことになりました。
ところがその4日後、ティラたんは4度目の肺水腫を発症してしまいました。
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ここで一旦区切らせていただきます。
つづきます。