目の前にあった櫓のような建物を上ると、そこは苗木城の「天守展望台」。360度見渡せる景色は、恵那山などの山々や木曽川の流れが美しい眺め。ここまで体力を使い切ったチロクマも、上ってきてよかったと思える眺望でした。
観光客の方が他にほとんどいなかったことから、4チワワといっしょにしばらく眺め、記念写真を撮ったりも。ここがいつ頃建てられた誰のお城だったのか(1532年~1555年頃に戦国武将である遠山正廉が築城したそうです)、事前に知っていれば、もっと歴史ロマンに浸れたと思ったりもしました。
そして、ようやくもどることに。上ってきたからには下りなくてはならないと覚悟し、展望台を下りていこうとすると、途中で反対側へ歩きだしたアチャモ。天守の裏側にも順路があったらしく、その方向へ。ところが、向かった先は今まで歩いた石畳よりも、はるかに段差のある場所。この先の道がどうなっているか、もはや想像に難くないチロクマでした。