12月30日の朝、天竜川の河川敷を散歩しはじめたチロクマ家。とても広くて遠くまで見渡せるこの場所は、わが家のお気に入り。
でも、この日も「遠州のからっ風」という強風が吹いていて、体感温度も低め。毎回この風が苦手らしく、最初はあまり元気に動かないチェル。一方で、元気いっぱい勢いよく走り回るシュシュと、つられて一緒に走るエピ。
そして、マイペースに歩いていたティラたん。若い頃は止まることなく楽しそうに走り回っていて、それを見るのがうれしくて誇らしかったことも。今は心臓病と13歳という年齢もあって、当然ゆっくり楽しんでくれればそれだけでいいと、先月岐阜の「割烹旅館孫八」へ行ったときに、つくづくそう思いました。
すると、少し感傷的になっていたチロクマの横を素早く通った黒い影。ふりむくと、数十メートル前方にいたティラたんがいつのまにか、後方数十メートルの場所に止めたクルマのそばに。
一瞬だった気がして、見まちがいだったかと思いなおしていると、突如こちらへ勢いよく走ってくるティラたんと3チワワの姿がありました。