ティラたんの犬服の想い出

f:id:tirokumake:20211017190425j:plain

ティラたんが虹の橋へ行ってしまって、もうすぐ一ヶ月になります。あの日から時間が止まったように感じていても、実際の月日はとても早く過ぎていっているようです。

チロクマの目には、毎日ティラたんの残像が見えて仕方ないです。

ティラたんは家中のどこにでもついてきてそばにいて、座って見上げる顔があり、しゃがんでなでていたときの感触がまざまざと手のひらによみがえります。あまりにもリアルすぎて、もしかしたらいつか寂しくなくなる日がくるのではないか、と思えるほどです。

数日前、いろんな場所に置いてあったティラたんの服が目にとまり、つい、きれいに整えて一ヶ所にまとめようと思いつきました。

ところが散歩用に使っていた服を手にとると、あきらかにティラたんの小さなシミがついていました。洗濯し忘れたまま、前シーズンを越したようです。フリース素材のブルゾンで、アチャモが買ってきてティラたんに似合うとずっと言っていました。

見たとたん号泣し、動けなくなってしまいました。

f:id:tirokumake:20211018060629j:plain

f:id:tirokumake:20211018070250j:plain

ティラたんの散歩用の犬服(シミはぼかしています)

普段の散歩用はともかく、前々から書かせていただいている通り、わが家の犬服はほぼすべて東京の高円寺にある犬服ブランド『プチヘヴン』さんのものです。

10年以上前から、ティラたんもぴぃーちもチェルシーもエピもシュシュも、体のサイズぴったりに作っていただいてきました。どれも気に入っていて、いろんな旅行で着せた思い出がたくさんあります。

なので、どれも見ると泣けて仕方なく手にするのはとても辛いです。

一方で、ティラたんが家族になってすぐチロクマが買い集めた、別ブランドの服やグッズもあります。

考えなしに買ったので、すぐサイズが合わなくなったり実用性がなかったりで、使う機会を失い、10年以上クローゼットの奥にしまっていました。

それらも今回あらためて目にしましたが、そこまで辛くは感じませんでした。むしろ、いかにチロクマがうかれて衝動買いしたか、ということを思い起こさせる品々でした。

でも、着用したティラたんの写真はあったので、想い出アルバムの1ページとしてこのあと綴らせていただこうかと思います。