旅行記の途中ですが、実は・・・
昨日、チェルシーが乳腺腫瘍の摘出手術を受けました。摘出した腫瘍はすぐ病理検査へ出され、現在結果待ちの段階です。
チェルは11月中旬、かかりつけ動物病院で健康診断を受けました。
仔細に調べてもらった結果、左右の乳腺にひとつずつ小さな腫瘍がみつかりました。また、初期の「僧帽弁閉鎖不全」や「鼠経ヘルニア」もみられるということでした。
そこで獣医の先生と相談し、命にかかわる病気の治療優先順位を考えて「乳腺腫瘍」からはじめることに。
ところが「乳腺腫瘍」は外から見ただけでは良性か悪性か診断できず、穿刺して組織片を検査しても、正確にはわからないとのことでした。
つまり治療は基本、腫瘍をとりのぞく以外にないと知り、手術のパターンを3つ説明されました。
①腫瘍のみをくりぬく(日帰り)
②片方は乳腺ごと腫瘍を切り取り、もう片方は腫瘍のみをくりぬく(数日入院)
③両方の乳腺ごと腫瘍を切り取る(数日入院)
チロクマは、ティラたんのために心臓病系はいろいろ調べて学んできたつもりでしたが、それ以外の病気についてはほとんど理解していません。
それがチェルの腫瘍を発見(常に触っているとわかるそうです)できていなかった一因でもあると、今は深く反省しています。
ともかく「乳腺腫瘍」についての知識はなく、治療の方法を判断するにあたって不安しかなくなりました。
チロクマ個人の判断でチェルの命にかかわると思うと、即決できずとても悩みました。しかし、腫瘍は急激に大きくなることもあるらしく、癌化すると転移することは容易に想像できます。あまり時間がないと思い、いそいで情報収集をしました。
とにかく迷惑を顧みず、いろんな方に相談しました。
どなたも快く、経験談や見聞きしたこと、調べてくださったことや心に響く励ましなど、たくさん話してくださいました。
それらをふまえた上で、毎日犬の医療についての本を読みました。
また、僧帽弁閉鎖不全のステージ1が判明したため、麻酔のリスクが上がっていることも考えなくてはなりませんでした。
毎日熟考した結果、まずは「腫瘍のみを取り除く(上記①)」ことを選びました。そして獣医に伝え、手術したのが昨日です。
日帰り手術で無事に終わり、家へ帰ってきたチェルはわりと元気な様子でした。
部屋中を動き回っていましたが、包帯を気にして後足で掻くような仕草は多いです。
昨夜はあまり眠れていないようでしたが、今朝の4時ごろになってやっと静かに眠りはじめました。
2週間後に抜糸予定ですが、その前に病理検査の結果がでます。今後はそれ次第であり、良性であることを強く願っていますが、確率は50%だそうです。
もしものときは本格的な治療へと移行していきますが、今はともかく1日もはやく手術の跡が消えて、またこれまで通りの散歩やおでかけができるようになりたいです。
皆さまからはティラたんのことで御心を寄せてくださったばかりなのに、またチェルのためにご心配をおかけしたことには、心よりお詫びと感謝を申し上げます。
そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。