紅葉の落ち葉の道を歩いて、のぼりきったところは『孫八稲荷神社』の前。
お宿の敷地内で一番の高台にあり、周囲を一望できるここも見事な眺め。前回は訪れず、2年ぶりにやってきた場所でここにも想い出がいっぱいあります。
ところが見回していて、ふと違和感を覚えたチロクマ。
しばらく考えて気づいたのは、駐車場から登ってくる側の道にあった、朱塗りの鳥居が見当たらないことでした。
よくみると鳥居は根元から取りのぞかれて、地面もならされた状態に。老朽化による建て替えなのか、遊歩道の拡張工事の途中なのか、もしくはその他の理由を聞くことはできていないままです。
しかし『割烹旅館孫八』は訪れるたびにどこかが変わっていて、新しくできていたり改装されていたりして、犬愛あふれる居心地のよさが増えていっているお宿。
そう思うと、ここをどんな風に変えるのかと勝手に妄想がふくらみ、次に訪れたときが今から楽しみなチロクマ家でした。