2022年10月下旬、『エアフェスタ浜松2022』の前日、「事前飛行訓練」の様子を見ようと、『航空自衛隊浜松基地』のそばにある「高丘公園」へやってきたチロクマ家。
早朝から3チワワの散歩をしたり、ベンチに座ってのんびりと過ごしていました。
そして、3時間が経過。
待ちくたびれて疲れも感じはじめた頃、遠くから聞こえてきたのは飛行機のエンジン音。
基地の滑走路に目をやると、西方からあらわれたのは航空自衛隊の中等練習機「T-4」。それも一機ではなく次々と数機が等間隔で、ゆっくりと東方へ移動してきました。
ようやく見れたその姿に、眠気もふっとび大興奮。
ところが、空は曇っていた上に座っていたベンチからかなり遠く、また公園の端の道路際へ立ち並ぶ人も増え、かなり見えづらい状況となっていました。
それでも必死に見つめていると、「T-4」が向きを変えてスタンバイの状態に。
数機が横一列に並ぶと、エンジンの音が一段と大きくなり轟音が聞こえ、一機が走ってきたように。
すると、わずか後方に滑走していたように見えたもう一機が、追いつくように加速したかと思うと、ちょうど目の前あたりで二機同時に離陸。
その瞬間を息をのんで凝視し、あっという間に飛び立っていったその雄姿を目で必死に追いかけました。
常々思っていることとはいえ、その素晴らしい操縦の前に、自衛隊員の日々の鍛錬や強い信念、またその方々を支える周囲の人々やご家族を思うと、いつも胸が熱くなるチロクマ。
まだまだコロナ禍で、マスクをしている(顔アイコンではこの旅行記事から外しました)とはいえ、周囲に迷惑が掛からないよう、心の中で歓喜と称賛の大きな叫び声をあげていました。