安川通りの向こう側へ渡り、右に曲がって、
の通りを歩き始めたチロクマ家。
ここは、「国選定重要伝統的建造物群保存地区」になっていて、
「古い町並」とされる、城下町の風情ある景観の地域。
エアバギーを押しながらの散策だったので、
なるべく道が広く、人がまだ少ない方へと歩き出したつもりが、
前に進むほど、それも時間がたつにつれ、
出会う回数が増えてきた、よそのワンちゃん。
そのたびに、咆哮を響き渡らせる母娘チワワ。
エアバギーのコットからは常に身をのりだし、四方八方へとサーチ。
チロクマと少年も、ぴぃーちとチェルシーをいさめ、静かにさせてと一生懸命。
しかし、せっかくめったにこれない、魅力的な観光地にやってきたのに、
2チワワの防御に集中してばかりはいられないと、
回数を重ねるごとに、勘を働かせ、すばやく動き、先手必勝へ。
やがてタイミングよく、周りの景観も見れるようになり、
ゆっくり眺めていくと、いかにもよさそうな老舗酒造や食事処が。
ところが、どこも開店前時刻だったことが、
残念すぎるチロクマでした。 (>(エ)<。)