大分県由布市湯布院町にある『 湯富里の宿・一壺天(いっこてん) 』の客室へ落ち着いたチロクマ家。
早速、部屋の半露天風呂に入り、少しだけ見える由布岳と周り景色を眺めながら、長距離運転の疲れをいやすアチャモ。
露天風呂へは庭も部屋もつづきになっていて、3チワワは目の届く範囲をうろうろ。その間にとチロクマは、中庭に出て散策。
真ん中にある建物は別館で、中には壁一面に本棚。テーブルやチェアやその他の古美術家具が置かれ、ゆったりとした寛ぎの空間に。
しばらく見とれたあと部屋に戻ると、アチャモはテラスにあったハンモックで、さらに憩いのひととき。
やがて夕食の時間になり、本館の個室へ。
当然ながら、ビールのオーダーからスタートした夕食は、見た目も味もすばらしい絶品の数々。担当してくださったスタッフの方はひときわ洗練された方で、お料理の説明もお酒のセレクトも抜群。
そしてお刺身といっしょに、すすめられたのはなんとロゼワイン。
それも名高い『ケンゾーエステート』。
甘くないスッキリとした味わいで、芳醇な香りとほのかなスパイシーさが絶妙。なんと和食に合うことかと大絶賛しつつ、その後も運ばれてきた、料理の美味しさと器の美しさに感嘆。
ティラたちといっしょに、こんな素敵な個室で夕食をいただけるなんてと、言葉では言い表せないくらい至福の時。
「一壺天」とは中国の故事で、「一つの小天地。また、酒を飲んで俗世界を忘れる楽しみ」だとか。
満腹になっても美味しさへの敬意として、ひとつたりとも残せないと食べきったチロクマ。
夕食後、幸せな気持ちで部屋へ戻り、また露天風呂へ。
石の浴槽から外へあふれ出るお湯を、不思議そうに見ていたティラ。近寄ってきたかと思うと、お湯にひたした足が心地よかったのか、しばらくそのまま、そこでじっと。
由布院の一壺天での初日を、全員で満喫したチロクマ家でした。(*^(エ)^*)♡