岐阜県中津川市にある『苗木城跡』へやってきたチロクマ家。「大門前」からさらに城跡を上っていくことに。
大きな石の階段は曲がりながらどこまでも見上げた先にあり、遊歩道の端はロープを張っただけの崖上。チロクマはためらったものの、おそるおそるゆっくり上りはじめました。
というのも、この「山登り」を聞かされてもいず、想定もしていなかったため、体力はもちろん服装が普段通りの長いスカートにフラットシューズ。*1
おまけにエピ入りドッグスリング、スマホや財布や除菌スプレーなどのグッズ、首から下げたLUMIX。クマ本体重量もあるので、すぐフラフラになった体力なしチロクマ。
とにかく慎重に進み、あがる息をおさえようと立ち止まっては、あたりの景色を眺めながら深呼吸を繰り返していると、その前方で楽しそうに歩くシュシュと2チワワ抱えのアチャモは、あい変わらず軽快な様子で上っていきました。
*1:トリクマが身に着けている衣類は、以前書いたように「4チワワが座るマットやクッション代わりだったり、寒い時には包む用だったり、暑い時には日よけだったり、何なら水や汚れを拭くタオル代わり」だったりするわけですが、さらにチロクマは、底裏がゴムなどの柔らかめでほぼかかとのない平らなシューズをはきます。ティラたちはもちろんよそのワンちゃんにも、ドッグランや犬宿などで万が一にも足下に入ってしまうことがあった場合、細いヒールや硬いかかとの靴を履いていると、ケガをさせてしまう可能性があるからと考えてのことです。