2007年12月にはいり、ティラたんは生後6ヶ月になりました。
いっしょの外出が増えていきましたが、一番よく行ったのはティラたんがいたペットショップだと思います。
いろんな物を買い求め、お店スタッフの方々にティラたんの成長を見てもらって、いかに大切にしているかということをアピールしていました。犬との暮らしビギナーのうかれたチロクマでした。
ティラたんは小さかったので、わが家のマスコットキャラクターのようにもなっていました。
当時は携帯電話かデジカメしか持っていなかったので、ティラたんの動きに追いつけず、なかなかうまく写真を撮ることができませんでした。
ティラたんは日に日にいろんな表情を見せてくれ、なんとなく感情がわかるようになってきました。
そして、チロクマはティラたんとふたりで散歩にでかけました。
当時、家から歩いて2キロほどの距離の場所に、ドッグカフェを見つけていました。カントリー調のおしゃれな外観のお店で、外にドッグランもありました。ティラたんが地面を歩けるようになったら、絶対いっしょに来ようと決めていました。
緑地から池周囲の遊歩道をゆっくり歩き、30分ぐらいかけてお店へたどりつきました。席に案内されて持参したカフェマットを敷かせてもらい、ティラたんにはヤギミルクを注文しました。
ところが、ティラたんはあまり飲まずマットにも座らず、落ち着かない様子でした。
床で居させるのが可哀想に思え、チロクマはすぐ膝の上にあげてしまいました。
この後もう少しだけ、カフェの雰囲気を楽しんでから帰ったと思います。
そしてこの1週間後、今度はアチャモもいっしょに同じドッグカフェへ行きました。そこで、ティラたんはドッグランのプレデビューをしました。
2エリアあって、1エリアごとに時間制の貸切でした。ティラたんは元気よく走り回っていました。
ティラたんは、さらに意思疎通ができるようになっていきました。
話しかけると目をじっと見返し、ほめるとシッポをふりながら笑顔になっていました。
やがて、食事時もいっしょにということで、ダイニングチェアの上に乗せるベビーチェアを買いました。
ティラたんを間近で見守りながら、わたしたちは食事をしました。けっして人用の調理をした食べ物は与えませんでしたが、ティラたんも欲しがりませんでした。
そして、月日はいよいよ年末年始のイベントへと向かっていきました。