チェルシーの乳腺摘出手術

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旅行記の途中ですが、ふたたび・・・

先週、チェルシーは乳腺の摘出手術を受けました。

手術は無事終わり経過も順調で、チェルはかなり落ち着いてきています。また、摘出した乳腺は病理検査へ出され、現在結果待ちの段階です。

しかし、チェルの乳がんは完全になくなったわけではなく、再発や転移などの可能性はあります。そこで将来的なことをふまえ、今回も備忘録として綴らせていただきます。

1.これまでの経緯

(1)健康診断にて腫瘍発見と腫瘍のみの摘出手術

 11月中旬に受けた犬ドッグの結果、左右の乳腺に腫瘍がみつかり、腫瘍のみの摘出手術を受けました。

(2)乳腺腫瘍の病理検査結果

 摘出した腫瘍を病理検査にだしたところ、悪性(乳がん)という検査結果がでたため、乳腺の部分摘出手術をすることに決めました。

2.今回の手術

そして、先週金曜日に左側乳腺の部分切除手術をしました。合わせて「そけいヘルニア」も治療してもらいました。 

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手術当時の朝、動物病院へ向かうためにチェルをチロクマが抱えると、行先を察したらしく元気がなくなりました。わが家のチワワにとって、チロクマ運転のチロクルマでの行先は動物病院しかないからです。

午前中に入院し、午後から手術となりました。

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今回チェルは、左側下部の乳頭3か所分の乳腺を切除して摘出しました。

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やがて、獣医の先生から手術が無事終わった旨の連絡を受け、夕方面会に行きました。

入院室にはチェルだけでした。

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麻酔が切れて痛みがでているのか、かなり呼吸が速い状態でした。

扉の柵に前足をかけ、しきりに出してほしいアピールをしていましたが、想像していたより元気がある様子にすこし安堵しました。

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すると、扉を開けようとしないチロクマに向かい、チェルが次第に甘え鳴きをはじめました。

甘え鳴きなどめったにしないので驚きましたが、どうすることもできず、なだめるように声がけして短時間で帰りました。

その後2日間の入院が必須だったため、行っても連れて帰れないのが辛く、翌日は面会に行きませんでした。動物病院へ電話で様子をうかがうと、ご飯もオヤツも食べず、ずっと鳴いていたそうです。

ようやく日曜日になり、全員で迎えに行きました。

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チェルはずっと震え、怯えたような様子でした。顔はやつれたようになり、体重も減っていました。

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でも、帰って来るなりトイレへいき、水をがぶ飲みし、ご飯を食べ、オヤツも欲しがりました。

けれど痛みが強いのか、それ以外はじっとして震えていました。

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また、事前に用意するよう指示のあった『術後服(手術跡を保護するための服)』を着せました。

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気に入らなかったようで、さらに動かなくなりました。

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ずっと震えていて、夜もあまり眠れていないようでした。

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チェルの状態は次第に落ち着いてきていますが、月末の抜糸まで術後服を着せなくてはならないため、まだまだ本来の元気はもどってきていません。

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早くすべて落ち着き、また元通りの生活をさせてあげたいと思っています。

今回も皆さまからチェルのご心配をいただき、相談にのってくださって励ましてくださったことに心よりお礼を申し上げます。

そのひとつひとつに感謝をしながらがんばっていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。