チェルシーは先週、ようやく抜糸をしました。
摘出した乳腺の病理検査の結果もでて、
「腫瘍はみられない」との回答がありました。
つまり、最初に切除した「乳腺腫瘍」から周囲の乳腺への「浸潤性(たとえるならば水がしみ出して周りに広がっていくようにがんが広がる)」もなかったということに。
この説明を受けて、心の底からほっとしました。
ともかく、抜糸して術後服を脱ぐことができたチェルは、目の輝きも食欲ももどり、元気いっぱいに家中動き回っています。
もちろん手術のあとは治りはじめていて、想定していたよりもずっときれいな傷跡です。今回もあらためて獣医の先生の才腕を目の当たりにし、信頼してまかせてよかったと思いました。
そして、今回の乳腺腫瘍についての治療は、ここで一旦終了ということになりました。
今後は定期健診が欠かせませんが、チェルも今年は11歳(人年齢では60歳ぐらい)になります。心臓病のことはもちろん、その他の病気のこともあります。
当然のように、日々大切に見守っていき、チェルの犬生をさらに長く充実させていこうと思います。
今回も皆さまからご心配をいただき、相談にのってくださって励ましてくださったことに心よりお礼を申し上げます。
そのひとつひとつへの感謝を忘れずがんばっていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
そして変わりなく、皆さまご家族ワンちゃんの健康と幸せな毎日もお祈りしています。
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【今回の経緯】
(1)健康診断にて腫瘍発見と腫瘍のみの摘出手術
11月中旬に受けた犬ドッグの結果、左右の乳腺に腫瘍がみつかり、腫瘍のみの摘出手術を受けました。
(2)乳腺腫瘍の病理検査結果
摘出した腫瘍を病理検査にだしたところ、悪性(乳がん)という検査結果がでたため、乳腺の部分摘出手術をすることに決めました。
(3)乳腺の摘出手術
左側下部乳腺の摘出手術を受けました。あわせて「そけいヘルニア」の治療(腸管の穴を縫ってふさぐ)も行いました。