前回から発症までの経緯【2月11日~3月28日のティラたん】

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ティラたんは、今年1月30日に4度目の肺水腫を発症したものの、入通院治療の結果、回復して普段通りの状態にもどったと考え、2月10日時点で備忘録を一旦締めくくったわけですが、完全に落ち着いたわけではありませんでした。その後の経緯を綴ります。

4度目の肺水腫から回復後、家の中で日々安静に過ごし、ティラたんは食欲もあり動きも普通で、呼吸数も20~22回範囲で咳も少なく、横になってゆっくり眠れていました。2月12日には『岸和田SA』のドッグランへ連れた行けたほどです。

ところが翌日からまた、少しずつ咳が増えたような感じがしました。2月9日に検査してからまだ5日しかたっていませんでしたが、気になったので動物病院へ向かいました。

【2月14日】動物病院へ

診察を受け、レントゲン撮影をしました。肺に水はなく、心臓の大きさはほぼ変わりない状態でした。気管支軟化症もあることから、気温や血圧の変動も受けやすいため、咳が増えているのだろうということで、しばらく様子を見ることになりました。

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【2月22日】動物病院でトリミング

前回診察後1週間は落ち着いていたので、動物病院でトリミングを受けました。途中、咳き込むときもあったようですが、特に大きな変化はなく終わってからも落ち着いていました。

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しばらく落ち着いて過ごせているように見えましたが、咳の回数がじわじわと増えていき、じーっと座っているときもたびたびありました。お腹もゆるく、食事も食べたり食べなかったりという日がでてきました。

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そして、前回から9日後、動物病院へ向かいました。

【3月3日】動物病院へ

レントゲンを撮り状態を見ましたが、肺に水がたまっているようすはなく、ただ若干心臓は肥大しているように見えるとの所見でした。

念のため、利尿剤の注射を打ってもらいました。(毎日朝晩の薬にスポットで追加のイメージです)帰宅後のティラたんは水を大量に飲み、何度もおしっこを出したあとは静かに寝ていました。

ところが思ったほど咳が減らず、かといって呼吸数は20~22回で舌の色も悪くなく、食欲もあったため、休診日ということもあり1日様子を見ましたが、ティラたんの様子にだんだん不安が増していきました。翌日また、動物病院へ向かいました。

【3月5日】動物病院へ

診察を受け、レントゲンを撮りました。肺の水が若干あるようにも見え、思ったほど心臓が縮んでいないという所見でした。また、利尿剤の注射を打ってもらいました。

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しばらく落ち着いていましたが、1週間ほどすると咳の回数が増えたように思いました。また不安に思えたので、動物病院へ向かいました。

【3月13日】動物病院へ

レントゲンを撮り状態を見ましたが、肺に水がたまっているようすはなく、心臓は縮んでいるように見えるとのことでした。でも、レントゲンは撮影角度やタイミング、その瞬間のティラたんの体調にもよるので、ミリ単位の大小で一喜一憂するわけにいきません。念のため、利尿剤の注射を打ってもらってから帰宅しました。

そのあとは嘘のように咳が減り、おだやかな毎日でした。

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ところが10日ほどすると、また咳の回数が増えたように思いました。ふたたび、動物病院へ向かいました。

【3月23日】動物病院へ

診察を受け、レントゲンを撮りました。肺の水はたまっていないように見え、心臓の大きさも変わりありませんでした。でも念のため、利尿剤の注射を打ってもらいました。

そして、咳は止まったと思うほど少なくなり、普通に落ち着いて過ごせていました。なのでこの3日後、3月26日にまたドッグランへでかけたわけです。

そのあとも落ち着いてすごせていましたが、翌日咳が増え始めました。そして、3月28日の明け方からさらに咳が増えました。横になって寝ていたのに、咳で起き上がっては座り、落ち着いて寝ようとするとまた咳がでる、の繰り返しでした。呼吸数も30回を超えはじめ、一時40回ぐらいに。午前の診察時間になったので、電話をいれてから急いで動物病院へ向かいました。

【3月28日】動物病院へ

診察を受けて、レントゲンを撮りました。肺の水はたまっていて、心臓は大きくなっていました。肺水腫を発症していました。

ティラたんは即入院となり、半日動物病院で治療をうけました。利尿剤と強心剤の投与をうけ、夜には落ち着いたということで、留置針をつけたまま退院しました。

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ここで一旦区切らせていただきます。

つづきます。