ティラたんの闘病 僧帽弁閉鎖不全症と肺水腫 【不定期トリ通信】

まずはじめに重いタイトルですが、現在ティラたんは元気です
たくさんの人に、ワンちゃんの病気や治療のことで、
お役に立てて頂ければと思い、このようなタイトルにしています
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*肺水腫になる2週間前のティラたん
 
もともとティラたんは、3歳の頃「僧帽弁閉鎖不全症」と診断され
たまに咳をしていましたが、加齢と共に咳の回数も多くなり
数年前から薬を飲んでいました
7月の初旬に、チロクマからティラたんの咳がおかしいと連絡がありました。
ちょうどチェルとシュシュがヒートの為、単身赴任先に預かっていたのですが、
週末一緒に帰宅し、ティラたんの様子を見ましたが、
元気だけれど確かに咳がいつもと違う感じでした
 
7/13
翌日午前中、私が健康診断から帰ってきてティラたんの様子を見ていると、
やっぱり変な咳(湿っぽい感じ)と、次第に呼吸が小刻みになり、
うつろうつろな感じになってきたので、午後動物病院へ連れて行きました
下の写真が、病院に行く前のティラたんです
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診断結果は「肺水腫」
2つの肺に水が溜まっており、僧帽弁弁膜不全症のステージも一つ悪くなっていて、
獣医先生から、
 
「覚悟して下さい」
 
と一言ありました
 
原因として、今年の暑さで脱水を起こしていたこともあったようです
直ぐに治療が始まり、院内酸素ハウスで入院
ハウス内では元気にシッポを振ってましたが、
やっぱりしんどそうで、早く診察に連れていかなった事をずっと後悔していました
 
7/14
一晩中何もない事祈り、翌朝動物病院へ行き、ティラたんと面会
先生から「ティラたんよくなっていますよ」と言葉を頂きました
呼吸もかなり良くなっていて、舌の色も始めはおかしかったのですが、
元のピンク色に戻っていました
 
レントゲンを見ても、
「肥大していた心臓も小さくなって肺の水も少なくなっています」とのことで、
昨日から全く食事していなかったティラたんでしたが、
面会時にチロクマの前脚からご飯も食べだしました。
そして、先生から「ティラたん退院出来ます」と言葉を頂きました
ただ退院条件として、自宅に酸素濃縮器とハウスを用意して、
ティラたんをハウス内で安静にさせる事でした。
 
先生から頂いたパンフレットを見て、早速電話し、
大阪に会社があったので、即契約と引き取りに伺い自宅に設置しました
これが酸素濃縮器
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これが酸素ハウス
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また夜に動物病院へ伺い、ティラたんをお迎えに。
完全に復活とは行きませんが、本当に帰って来てくれて嬉しかったです
帰宅後はティラたん酸素ハウスへ
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まだ体調が良くないので直ぐに寝ました
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7/15
翌日には酸素ハウスから出て、家の中を歩きだし、庭へトイレに行きだしました
この時はお腹も壊していて、ティラたんやつれています
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もう酸素ハウスには入りたくない、というティラたん
*もともと家ではフリーなので、ティラたんはゲージとか入った事がなく慣れていません
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7/24
ティラたん、エピとシュシュと一緒に庭へ
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7/29
年齢のこともあり、あまり動かなくて、
寝ている事が多いですが、ティラたん比較的元気です
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今も毎日投薬と、定期的に病院にも行っているティラたん
先生から「覚悟して下さい」と言われた時は、その言葉を受け入れる事が出来ませんでした
やはり少しでもおかしいと思ったら、直ぐに診て頂くことです
考えてみれば、ワンちゃんの方が時間の流れが早いですもんね
 
また病名を検索すると、
エゴサーチで必ず余命と1番最初に出てきますが、私は見ていません
それよりもこれから、どうやってティラたんの犬生を満足させることができるか、
それしか考えていません
なので、まだまだティラたんの楽しいブログは続きます
引き続き、宜しくお願いしますm(_ _)m
 
*次回、この酸素濃縮器についてお話しします